| 「環境低負荷型の社会システム」平成8年度採択研究代表者 「地球環境保全のための国際的枠組のあり方」
|
| | | Abstract: 本プロジェクトの研究のねらいは、次の三点にある。第一、京都議定書で定められ、本年11月にハーグで開催されるCOP6において制度設計についての合意形成が図られる京都メカニズム(排出権取引等の国際制度)につき、主として経済学的な観点から「合理的」な制度を提案する。第二、アジアの発展途上諸国のエネルギー問題、環境問題について分析し、技術移転、環境ODA等のあり方、そしてクリーン開発メカニズムのあり方について提案する。第三、温暖化対策の技術戦略のあり方について、様々な角度からの分析を試みた上で、最適技術戦略の提案を行う。今年度から最終年度にかけて、これまでの研究成果のまとめにかかり、最終年度に国際シンポジウムを開催し、研究成果の集約的発表を行う。また、英文のモノグラフとして成果を集大成する予定である。 | | | |