TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 1071
[PDF (328K)] [引用文献


「環境低負荷型の社会システム」平成8年度採択研究代表者
「地球環境保全のための国際的枠組のあり方」

佐和 隆光1)
1) 京都大学経済研究所 教授
Abstract:  本プロジェクトの研究のねらいは、次の三点にある。第一、京都議定書で定められ、本年11月にハーグで開催されるCOP6において制度設計についての合意形成が図られる京都メカニズム(排出権取引等の国際制度)につき、主として経済学的な観点から「合理的」な制度を提案する。第二、アジアの発展途上諸国のエネルギー問題、環境問題について分析し、技術移転、環境ODA等のあり方、そしてクリーン開発メカニズムのあり方について提案する。第三、温暖化対策の技術戦略のあり方について、様々な角度からの分析を試みた上で、最適技術戦略の提案を行う。今年度から最終年度にかけて、これまでの研究成果のまとめにかかり、最終年度に国際シンポジウムを開催し、研究成果の集約的発表を行う。また、英文のモノグラフとして成果を集大成する予定である。

[PDF (328K)] [引用文献

Copyright(c)2000 科学技術振興事業団