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平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 1011
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「脳を創る」平成11年度採択研究代表者
「海馬の動的神経機構を基礎とする状況依存的知能の設計原理」

山口 陽子1)
1) 東京電機大学理工学部 教授
Abstract:  環境の変化に応じて変化する文脈情報の生成原理とその働きを海馬の神経機構から探ることを目的としている。ラット大脳海馬のシータリズム依存的な神経活動から得られる海馬の神経機構の作業仮説に基づいて、実験的に検証可能な神経回路モデルを提出し計算機実験により基本的な性質を調べた。さらに文脈情報が明確に寄与するサル、マウス、そしてヒトについて、原理を一般化するため、実験課題の新たな設定と、測定装置の準備を進めた。

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