| 「脳を創る」平成11年度採択研究代表者 「感覚運動統合理論に基づく「手と脳」の工学的実現」
|
| | | Abstract: 本研究の研究目標は、人間の優れた「手と脳」の基本的機能を工学的に実現可能とする新たな実時間感覚運動統合理論を提案し、本研究で設計·開発する視触覚を有する高速ロボットシステム上でその有効性を実証することにある。このような考えのもとに、平成11年度は、実時間感覚運動統合理論、能動的学習理論、実時間視覚情報処理、実時間触覚情報処理、脳型情報処理LSI、高速アーム、高速ハンドの各研究グループに分かれて基礎的な理論に関する研究を行った。また、基礎的な実験データを得るための予備実験システムの構築を開始し、そのための各方式についての検討を行った。さらに、計算機環境やLSI開発環境等のシステム開発環境の整備を実行した。 | | | |