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「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究
Vol. 1 (2000) 562
[PDF (11440K)] [引用文献


環境汚染物質の生物学的分解に関する研究
空閑 哲雄1), 森川 信義1), 戸田 忍1)
1) 三菱長崎機工株式会社 機械事業部 装置開発室
Abstract:  海洋から硝化細菌および硫黄酸化細菌の培養·分離を試みた。
A.硝化細菌
1.海底土中における硝化細菌の菌数は102∼103cells/gであり、土壌脱臭剤における硝化細菌の菌数と比べると1/1000∼1/10000程度であった。
2.海底土中から亜硝酸菌を40サンプル、硝酸菌を13サンプル保存することができた。
3. 集積培養にて亜硝酸の定性を行った結果、土壌脱臭剤より海底土サンプルが良いことから高効率脱臭として海洋微生物は可能性を秘めている。
B.硫黄酸化細菌
1.海底土中における硫黄酸化細菌の菌数は102cells/gであり、土壌脱臭剤における硝化細菌の菌数と比べると1/10000程度であった。
2.海底土中から硫黄酸化細菌を3サンプル保存することができた。

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