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「さきがけ研究21」研究報告会「情報と知」
Vol. 1 (2000) p.23
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新しい時間計算モデルとスケジューリングへの応用
田辺 誠
  我々の日常の時間感覚を、抽象化と形式化のプロセスを通じてコンピュータと共有することを試みた。時間と資源との関わりを表現するための時相論理体系を発展させた。また、「眠っている間は時間が経過しない」という、観察者によって時間の経過が異なる状況を扱うプロセス代数を提案した。これらの体系を用いて、実時間計算のシミュレーションを行ない、スケジューリングに応用することができる。

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